初心者庁 生活局

初心者庁 生活局

誰もが経験する身近な生活に関する情報を発信。ポリシーはGood LIFE。冠婚葬祭から日用品・健康・娯楽など、幅広く生活に関するポジティブ情報を発信していきます。

埼玉の家族葬で実際にかかった費用と内訳。安く抑えるポイントは?

家族葬の費用



埼玉県川越市在住の私が、父の葬儀を家族葬でとり行ったときの葬儀費用とその内訳を、具体的な金額でご紹介します。

 

最近は、親しい身内だけで葬儀を小さく行う『家族葬』を選ぶ方が増えています。

小さなお葬式という印象から、葬儀費用が安く抑えられると思う方も多いと思います。

しかし、ネットで調べてみると、多くの葬儀業者は『〇〇万円~』と書いており、実際にかかる費用の具体的なイメージをつかめない方が多いと思います。

 

そこで今回、私が埼玉で実際に行った家族葬の費用と内訳を公開することで、

  • 家族葬にかかる費用の具体的なイメージ@埼玉
  • その内訳と私の経験から、家族葬の費用を安く抑えるポイント

をお伝えしたいと思います。

 

なお、具体的な金額をご紹介するにあたって、まず私が行った家族葬の形式を簡単に整理します。

規模や葬儀の形態によって費用は当然変わりますので、これから紹介する金額を考える上での前提条件として考えてください。

 

私が行った家族葬の詳細

・埼玉県川越市が運営する公営斎場を利用

・葬儀業者は公営斎場と提携している葬儀業者を利用

・葬儀はお通夜、告別式を1日に行う『一日葬』

・参列者は遺族、父の兄弟、従妹を含めた計19名

 

 

埼玉での家族葬にかかった費用と内訳

最初に、埼玉での家族葬にかかった費用とその内訳の結論をまとめます。

 

費用の総額と内訳

私が家族葬を1日で行った場合の費用の総額は約163万円でした。

 

家族葬の総費用と内訳
 

単純に費用だけ聞くと『想像よりも高い!』と思われるかもしれません。

しかし、このくらいの費用が必ずかかるのかと言うと、そうではありません!

 

上のグラフの『固定費・変動費』という分類に注目してください。  

 

『変動』という言葉から想像できるように、変動費は遺族で調整できる費用です。

さらに家族葬の費用の大部分を占めていることから、『この変動費に該当する内容が何か?』を知ることで、家族葬の費用を安く抑えるポイントが見えてきます

 

葬儀にかかる費用の分類 - 固定費と変動費 -

・固定費:家族葬で必ずかかる費用

・変動費:遺族の意思で調整できる費用

 

葬儀に関わる固定費と変動費の種類は非常に多いので、次の項目以降で少しずつ具体的に紹介していきます。

ただし、まず最初に、それぞれがどのような費用なのか?を簡単に整理しておきます。

 

固定費

  • 斎場など葬儀の場所に関わる費用
  • 葬儀業者の運営に関わる基本費用

 

変動費

  • 棺や骨壺などの葬儀備品の豪華さに関わる費用
  • 会葬礼状(挨拶文)へのこだわりや遺体の保全に関わる費用
  • 参列者へお渡しする品(会葬・返礼品)
  • 戒名に関わるお布施
  • 精進落としの料理の品

 ※精進落とし(しょうじんおとし):火葬中にとるお食事

 

平たく言うと、

  • 家族葬を行う上で絶対に外せない斎場や運営に関わる費用が固定費
  • 葬儀の豪華さや、お返しの品・お料理の品など、遺族側が選んで決める費用が変動費

と思っていただければ、ほぼ間違いないです。

 

でも、そんな変動費が葬儀の費用に大きく影響するの?と思うかもしれません。

しかし、葬儀のオプション費用は、想像よりも高いことが多いです!

この点に注意しながら、詳細について触れていきたいと思います。

 

斎場の利用料金

斎場

まず家族葬を行う場所、つまり斎場の利用料金についてご紹介。

私は埼玉県川越市が運営する公営斎場『やすらぎの里』を利用したので、その公営斎場の利用料金をもとに解説していきます

 

しかし、『私が住んでいる市町村には公営斎場がないよ!』という方も当然いらっしゃいます

 

でも、ご安心ください。

そのような方でも、十分に参考となる情報になります

その理由はコチラ。

 

  • 住んでいる市町村外の公営斎場を使える場合がある
  • 公営斎場の利用費は、業者の費用を比較する上での1つの基準になる

 

埼玉県川越市の公営斎場の利用料

私が住んでいる埼玉県川越市の2019年12月時点の斎場『やすらぎの里』の利用料金の一覧表です。

下の表以外にも選択肢はありますが、重要な部分だけ抜粋してまとめました。

なお『費用は全て1日あたり』という点に注意してください。

 

また、公営斎場によって費用が変わるのは当然です。

そのため、家族葬にかかる費用の1つの判断基準としてお考えください。 

 

項目 備考1 備考2 費用
火葬
市内居住者
満12歳以上 0
満12歳以下 0
市外居住者
満12歳以上 48000
満12歳以下 32000
式場
150名収容 40000
60名収容 30000
30名収容 20000
待合室
市内居住者
3000
2000
市外居住者
6000
4000
霊安室 1000

 

青色の部分が、実際に私が使用したものです。

人数が19名で1日葬ということもあり、斎場の利用料は2万円でした。

 

ただし、私の場合、父が亡くなってから葬儀までの日数が11日間とかなり空いてしまいました。

その理由は、単純に斎場とお寺さんの都合がなかなか合わなかったためです。

そのため、葬儀直前の5日間は斎場の霊安室を追加で利用しました。

 

霊安室は、簡単に言うと、遺体を保存するための冷凍庫です。

実際に霊安室に保管する場面に立ち会いましたが、棺サイズの業務用冷凍庫のようなものの中に棺を保管します。

 

通常、ドライアイスで遺体が傷まないように保管しますが、遺体を自宅に長期間置き続けることは、遺体の保全にも、遺族の精神にもよろしくありません。

そこで11日間も遺体を家に置くわけにはいかなかったので、霊安室を5日間利用し、その利用費が5千円となりました。

 

私のように葬儀までに相当な時間が空くことはほぼないと思いますので、この霊安室の利用費は普通はかからない、と思ってよいと思います。

 

なお、この料金表にもとづいて、家族葬における最大利用料金を算出すると次になります。

 

最大規模での家族葬での斎場利用費

  • 人数は60名規模(家族葬のため大きい式場は不要)
  • 市外居住者
  • 待合室大
  • お通夜、告別式の2日形式
  • 費用:9万円

 

当然、市内居住者ならばもっと安くなります。

 

公営斎場がない方へのアドバイス

  • お住まいの地域に公営斎場がなくても、条件を満たせば使える場合がある
  • 故人の親族が住む市町村の公営斎場を利用する

 

私が利用した公営斎場では、次の条件を満たせば市外の人でも使えます

条件:葬儀を行う親族が、亡くなった方の2親等以内であること

 

ただし、すべての公営斎場に通用するとは言えません。

 

もしお住まいの市町村に公営の斎場がなく、公営斎場を使いたいと思われる方は、

  • 近い親族の方の市町村に公営斎場があるのか?
  • 使える条件か?

を確認してみてはいかがでしょうか?

 

費用を安く抑えるポイントは?

思い切って通夜・告別式を1日で済ませる『一日葬』にする

 

私は一日葬にしました。

その理由は次の2点です。

  • 今の時代では、通夜、告別式と2日連続で予定を入れてもらうことが困難
  • 年配者の方が連日で移動するのは大変

 

実際に一日葬を行いましたが、親族から特別な意見などはありませんでした。

 

葬儀が1日で済めば、斎場の利用費用が1日分で済みます。

つまり、それだけ費用を安く抑えることができます

 

まだ一日葬に馴染みがないかもしれませんが、これから増えていく形式だと思うので、検討の余地に入れてよいと思います。

 

葬儀業者の費用1 - 葬儀の運営関係 -

葬儀業者

家族葬にかかる費用で1・2番に高いのが葬儀業者への費用です。

 

私は埼玉県川越市の公営斎場を利用しました。

そして、その公営斎場を利用するにあたって、依頼する葬儀業者には、次の条件がついています。

 

埼玉県川越市の公営斎場の利用条件

公営斎場と提携している葬儀業者であること

 

公営斎場と提携している葬儀業者の費用の決まり

1.十分に質の高い葬儀を行うための費用の上限 (固定費)

合計23万5千円から葬儀が可能

基本料金15万円以内・付帯料金8万5千円以内

 

2.希望によるオプション制度の費用の上限 (変動費)

利用者の要望により20万円以内でオプション制度を利用できる

 

じゃあ他の葬儀業者は?と思う方が当然いらっしゃると思います。

ただし、公営斎場と提携している業者でも、セレモニーホールなどで葬儀を依頼することは当然できます

 

そのため、今回ご紹介する費用を1つの基準にすると、さまざまな葬儀業者の費用を比較しやすくなると思います。

  

さて、基本料金・付帯料金・オプション制度、と見知らぬ言葉が登場しました。

それぞれの料金が、具体的に何にかかる費用なのか?を明確にしたうえで、葬儀の費用を安く抑えるポイントにつなげていきたいと思います

 

基本料金 (固定費)

葬儀の運営・絶対に欠かせない仏具にかかる費用全般

費用:16万2千円(固定)

  • 企画(諸手配・手続き関係)
  • 運営(納棺・出棺・会場設営・司会進行・受付)
  • 棺、位牌一式、骨壺一式
  • 副葬品(故人の納棺時に着る着衣の一式)

 

どれも葬儀に欠かせない内容です。

 

葬儀に関わる仏具一式が含まれているのは当然です。

また、故人が亡くなって後は、家を留守にすることが難しいので、役所への死亡届の代行や葬儀の設営・司会進行・受付費用も全てこれに含まれています

 

では、もう1つの固定費『付帯料金』とは何か?

 

付帯料金 (固定費)

葬儀の飾りつけ関係の備品・納棺までにかかる費用全般

費用:9万2千円(変動要素あり)

  • 写真代(遺影)
  • 会葬礼状100枚(会葬品に添える挨拶文)
  • 寝台車(自宅以外で亡くなった場合に、遺体を自宅へ運ぶ費用)
  • ドライアイス1日分
  • 枕飾り一式(納棺までのご遺体の衣装一式)
  • 祭壇用盛物(果物・仏菓子)
  • 後飾り、仏具一式

 

これも基本料金と同様に葬儀では欠かせないものになります。

さすがに遺影や祭壇周りの備品は欠かせませんので。

 

ただし、基本料金に含まれる棺や骨壺などと異なり、

  • 葬儀までの間に、遺体を自宅で安置するためのもの
  • 挨拶文や、葬儀の祭壇周りの飾りつけ

といった内容になります。

 

ちなみに、私の父は病院で亡くなったので、遺体を自宅まで運ぶための寝台車が必要でした。

その寝台車の費用が21600円だったので、ご自宅で亡くなられた場合には、この寝台車の費用が不要となります

 

ここまでの2つの固定費は、ほぼ全てが必要なものになります。

では、変動費であるオプション料金とは何か?について触れていきます。

 

オプション料金 (変動費)

葬儀の備品の装飾や会葬礼状などを、こだわりのあるものに変えるための費用

費用:14万400円(私が支払った費用)

  • 遺影の額縁の種類(色の変更や花を添えるかなど)
  • 会葬礼状の文面の変更(定型文ではない文面を作ってもらう)
  • 棺の種類(棺に布を被せる・またその種類)
  • 骨壺の種類(色や柄を追加する)
  • 防臭剤
  • ラストメイク(納棺前に顔にお化粧する)
  • マイクロバスの利用

 

個人的におすすめのオプション

  • 棺の種類(桐の棺がむき出しだと寂しいため)
  • 防臭剤(臭いはないほうがよいため)
  • ラストメイク(葬儀で故人のお顔を拝むときに、お顔はキレイな方がよいから)

 

私が実際に利用したものを青字にしました。

 

まず装飾に関する内容を写真でお見せします。

 

どんな変更なのか?のイメージを掴んでみてください。

そして実際の追加費用がいくらなのか?に注目してみてください。

想像よりも高い金額だとわかります

 

装飾に関する変更内容

白布に変更で追加費用 54000円

 

棺のオプション

 

骨壺(変更なし)

 

骨壺のオプション

 

遺影の額縁紺色・花付きに変更で追加費用 12960円

 

遺影の額縁のオプション

 

いかがでしょうか?

 

私が追加したものは、標準品から1ランク上げただけですが、追加でこのくらいの費用がかかります。

基本的に、標準品から1ランク上げるだけで数万円の費用が追加でかかります!

 

一方、他のオプション費用はどうなのか?

これは実際に私が払った追加費用をもとに整理していきます。

 

その他のオプション費用

  • ラストメイク追加費用 54000円
  • 防臭剤追加費用 10800円
  • 会葬礼状の校正追加費用 8640円

 

会葬礼状の校正は、インタビュー形式で故人の思い出を聞き、業者が文面を考えるサービスです。

これらのオプションについては遺族内の意向を聞きながら決めていきましょう。

 

その他費用 (変動費)

遺体を自宅に長期保管する場合は、ドライアイスの交換費用が発生

費用:8140円/日

ドライアイスは担当者の方が毎朝交換に来てくれます

 

私の場合は、父が亡くなってから霊安室に移すまでの期間が長かったため、ドライアイスの交換日が7日もありました

そのため、ドライアイスの交換費用だけで8140円×7日=60480円という、かなり大きい費用が発生しました。

よっぽどの事情がない限り、この費用はかからないと思ってよいと思います。

 

費用を安く抑えるポイントは?

本当に必要な装飾か?をよく考えてオプションを考える

 

故人のことを考えると、どうしても見た目の良いものにしたくなるものです。

しかし、備品の装飾を1つランクを上げるだけでも数万円の追加費用が発生します

 

故人を思う気持ちも重要ですが、残された遺族の今後も重要です。

悔いが残らない支出か?をよく検討して決めるようにしましょう。

 

葬儀業者のオプション費用を抑えた場合の費用

当然、好みの分かれるところですが、次の条件で費用を抑えた場合の比較を表にしてみます。

 

費用を抑えた点

  • ドライアイスの追加費用は削除(普通ではありえない期間だったため)
  • 額縁の変更なし(標準品でも十分だから)
  • 会葬礼状の校正(定型文で良いと思う人が多いため)

 

オプション費用を抑えた場合の葬儀業者の費用の変動


意外に効果は大きいです。

葬儀の備品のオプション費用は意外に高い、ということをご理解いただければと思います。

 

ちなみに余談です。

会葬礼状は、ほとんどの場合、ありきたりな定型文の場合が多いです。

葬儀業者の方が言うには、田舎地方で、ず~っとその土地に住み続けている方は、定型文を選ぶ方がほとんどだそうです。

 

しかし、初めて喪主を務めることになり、インタビュー形式で父の生前や、父への想いを聞かれ、それを文面にしてもらったところ、次のようなお声をいただきました。

  • こんな会葬礼状を見たことはない
  • 会葬礼状を見たら涙が出た

 

私の父の葬儀の会葬礼状のタイトルは『育ててくれてありがとう』です。

裕福な家庭でない中、父が仕事をし、田畑も管理していた姿を見ると、私は尊敬の想いを抱くだけです。

短気な父でしたが、シャイな父はあまり口数が多い方ではありませんでした。

だからこそ、父が亡くなってから、その後ろ姿を思い返すと、

  • その背中に背負っているもの
  • 自分の生きがい

色々と想像させることが多く、今はただただ父に感謝している気持ちです。

 

一部の方だけをお呼びする家族葬。

葬儀に呼ばれなかった方にも、遺族側が故人に対してどういう想いを抱いているのか?

これは私の地域では珍しいパターンだったようですが、私は会葬礼状を定型文にしなくて良かったと思っています

 

葬儀業者の費用2 - お返しの品・生花・盛篭 - 

葬儀会社に支払う費用は葬儀の運営面だけではありません。

他にも、

  • 香典のお返しの品
  • 祭壇の周りを彩る生花や盛篭

といったものも、葬儀業者に発注して準備してもらう必要があります

 

準備自体は、葬儀業者が用意するカタログの中から選ぶ形をとります。

ただし、

  • 香典返しでは相場が気になる
  • 生花、盛篭は馴染みのないもの

なので、その考え方や大体の費用を具体的に紹介していきます。

 

また、お返しの品が足りなくなると大変困りますし、参列者に失礼になります。

かといって大量に用意して、余ってしまったらどうなるのか?の不安はあります。

その点についても説明を加えていきます。

 

会葬品・返礼品の相場と考え方・発注数量

会葬品

  • 参列者全員にお渡しする品(お清めの塩付き)
  • 相場は1000円前後
  • 形が残らない、使い切りのものをなるべく選ぶ

 

何にするかは好みが分かれるところです。

ラインナップとしては、お茶やタオルなど、日常で簡易的に使えるものが大部分です。

 

私の場合、タオルなどは多くの家庭で余っていることが多いとのことで、お客様が来られたときにお出しできるお茶を選びました。

ちなみに金額は864円です。

 

返礼品

  • お香典をいただいたときに返す品
  • お香典の1/3~半額程度が相場
  • 形が残らない、使い切りのものなるべく選ぶ

 

これはお香典をいただいた際にお返しするもので、1家庭につき1つのお返しとなるのが通常です。

そのため、参列者の人数よりも少ない量で済みますが、金額が高くなります。

 

相場はお香典の半額程度と言われています。

家族葬の場合は、誰をお呼びするのかが把握できるので、大体の値段は決めやすいと思います。

 

私の場合のお香典の金額と返礼品の金額を、参考として紹介します。

 

お香典

  • 従妹関係:3万円~5万円
  • 兄弟関係:5万円~10万円

 

返礼品の金額と商品

  • 金額:10300円
  • 商品:調味料セット、カタログギフト

 

商品は、使い切りタイプの調味料セットに加えて、各家庭で欲しいものが選べるようにカタログギフトにしました。

今では葬儀でもカタログギフトが選べるのは便利な時代だと思います。

 

ただし、私の場合、返礼品の金額が少し少な目でしたね。

実際には、お香典でお金が返ってくるものなので、そこまでケチることではないと思います。

 

発注数量

  • 絶対に足りると思う数量を過剰に用意する
  • 余った分は葬儀業者に返品し、費用からその分を引いてもらう

 

安心してください。

使いきれなかった分は、葬儀業者に返品でき、余計な費用を払う必要はありません

その証拠がこちら。

返礼品の返品の証明書
 

生花・盛篭の費用

生花・盛篭のイメージがわかない人もいると思うので、代表的な写真をお見せします。

 

生花

  • 祭壇の周りに飾る花
  • 差出人の名前が書かれる
  • 火葬の前に、棺に花を入れるのに用いる

 

葬儀の生花の具体例
 

盛篭(もりかご)

  • 祭壇の両脇に置く果物やビールの詰め合わせ
  • 葬儀後は家に持ち帰り、折を見て親族に分配する

 

葬儀に用いる盛篭の具体例
 

葬儀の祭壇を彩るためにも、このような生花や盛篭を準備します。

 

では

  • 誰が準備するのか?
  • その費用は誰が支払うのか?

をまとめておきます。

 

生花・盛篭の費用

  • 生花はサイズによって1基15000~25000円が相場
  • 喪主は1番大きいサイズで1対(2基)用意することが多い (5万円程度)
  • 盛篭は果物、ビールによって1基13000~20000円が相場

 

生花・盛篭の費用負担

  • 出し手が負担
  • 遺族以外の分は、事前に出し手から費用を回収して、葬儀業者にまとめて支払う

 

基本的に、喪主や遺族が一番大きい生花を上に陣取ります

左右対称の場合は1対(2基)を用意します。

その分の費用は、遺族が支払います。

 

しかし、兄弟一同や親族一同などの親族関係のものについては、差出人が費用を負担します

『生花や盛篭を出したい』という要望が出たら、その分の費用を事前に受け取り、葬儀後にまとめて葬儀業者に支払うことになります。

 

そのため、遺族側としては自分たちの分だけ支払うと考えれば大丈夫です。

 

お寺さん関係の費用 - お布施・御膳料・お車代 -

お寺

葬儀業者の費用と並んで高いのが、お寺さん関係の費用です。

その中でも群を抜いて高いのが『お布施』です。

 

お布施は、お寺さん(ご住職)によって考え方が大きく変わります。

そのため、ここでご紹介する具体的な金額は1つの参考にとどめてください。

ただし、ネットで色々と調べると、大体の相場と合うので、大きな問題はないと思います。

 

お布施の相場

  • 戒名の位で費用が決まる
  • 1番下の戒名『信士・信女』であれば10~20万円が相場
  • 戒名の位が1つ上がるごとに20万円程度上がる

 

『戒名の位』と言われてもピンとこないと思います。

そこで、お墓に彫られた名前、または位牌の戒名を確認してみてください。

その末尾で確認できます

 

多くの場合は、下の位から順に

  • 信士、信女
  • 居士、大姉

・・・と上がっていきます。

 

私の父の場合は、居士の1つ上の『〇〇斎△△居士(通称:さいこじ)』と呼ばれる戒名で、お布施が60万円でした。

 

戒名の位は、その家で代々引き継がれるものなので、たびたび変えるものでない点が厄介で、上の位ほどビックリする金額になります

 

なお、このお布施については、事前の行動で安く抑えることができます

これは後ほど紹介します。

 

御膳料の意味とその相場

  • ご住職が葬儀後にお食事されない場合に支払う食費
  • 相場は5000円ほど

 

後で触れますが、葬儀の火葬中に精進落としという場でお食事をとります。

このお食事をご住職が断られた場合には、お食事代として御膳料をお支払いします。

なお、最近ではご住職がお食事に参加することは、ほとんどないと思って良いです。

言い換えれば、御膳料はほぼお支払いするもの、と思って良いです。

 

なお、精進落としの料理は高くて5000円程度なので、実際に用意するお料理に見合う金額を支払えば大丈夫です。

ちなみに私は、精進落としの料理の金額が4500円でしたが、1万円をお支払いしました

お布施の金額が非常に高く、金銭感覚がマヒし、少ないと失礼ではないか?という思いから、見栄をはり、相場よりも高くなってしまいました

 

しかし、お布施で十分な金額はお支払いしているので、変に高い金額にしなくてよいと思います。

 

お車代の意味とその相場

  • ご住職が斎場まで自分で移動する場合に支払う移動費
  • 相場は、市内移動で5000円、市外移動で10000円

 

 葬儀当日のご住職の移動手段は、大きく分けて次の3つです。

  • ご自身で移動される
  • 当日、遺族がお迎えに上がる
  • 当日、タクシー会社にお迎えを依頼する

 

ただし、今の時代は、ご住職自身が自分の車で移動することがほとんどなので、お車代は発生するものと思って間違いないでしょう。

 

では、いくらお支払いするのか?ですが、移動距離によって当然変わります。

ただし、そこまで遠方まで移動することは稀なので、市外か市内かで判断されてよいと思います。

 

なお私の場合は、またも見栄をはって、市内移動でも10000円をお支払いしました

 

費用を安く抑えるポイントは?

  • 故人が亡くなる前に、事前に戒名の位を下げる相談をお寺さんにする
  • 御膳料、お車代は相場に合わせ、変に高くする必要はない

 

戒名に関しては、私の母方の祖父母が実際に行ったものです。

故人が亡くなってからでは、お寺さんに戒名の位を下げる相談は、なかなかやりにくいものです。

実際に私が父の葬儀の相談でお寺さんに伺った際にも、希望の戒名を伝えたところ、『やっぱり戒名は下げにくいよね』と、ご住職に言われました。

 

しかし、私の母方の祖父母は、子どもに将来のお金の負担をかけたくない、という理由で、事前にお寺さんに一番下の『信士・信女』にしてほしい、という相談をしていました

 

そのため、私の母方の祖父母の戒名は信士・信女です。

 

戒名は家系が続く限りつきまとうものです。

もし事前に戒名の位を変えたい場合には、早めに相談することで費用を安く抑えることができると思います。

 

また、御膳料やお車代についてです。

お寺さんには、お布施という形で十分な金額をお支払いします

そのため、変に気を遣わず、相場に合った金額でお支払いするのがよいと思います。

 

精進落としの費用

精進落とし

精進落としは、故人を火葬している間に食事をとる場です。

ここで食べるお食事は、遺族側が料理屋に依頼し準備するものです。

 

これもそこそこ費用がかかるものなので、費用設定には注意しましょう。

 

精進落としの費用の相場

  • 料理屋で法事用のメニューが決まっている
  • 大人で1名あたり3000円~5000円程度が相場
  • 飲み物はフタを開けた分だけの支払いになる

 

飲み物は足りなくなると困るので、実際にフタを開けた分だけの清算となります。

 

一方のお食事は、各料理屋で法事用のメニューが用意されており、3000~5000円程度が相場となっています。

ちなみに私は4500円のメニューにしました。

 

これは実際にメニューを見ながら、納得のいくものを選べばよいのですが、次の費用を安く抑えるポイントを参考にしてみてください。

 

費用を安く抑えるポイントは?

  • 火葬にかかる時間は大体90分
  • 挨拶や会話の時間を考えると、意外に食事の時間は少ない
  • 変に気を遣わず、量が多すぎないものを選ぶ

 

私は多くの品が並ぶメニューを選んでしまいました

 

しかし実際に精進落としの場が訪れると、

  • 喪主の挨拶、献杯の挨拶で時間がかかる
  • 親族同士が久しぶりに会うので会話が多くなる

という理由から、実は食事にかける時間はそこまで多くありません

 

ましてや、火葬にかかる時間は90分程度です。

 

下手に量の多いメニューを選ぶと、食べきれない・忙しい、ということになるので、そこまで豪華な料理を選ぶ必要はないと思います。

是非参考にしてみてください。

 

 

 

まとめ

埼玉での家族葬の費用

  • 埼玉の家族葬の斎場費用は高くて9万円程度
  • 葬儀業者への固定費の費用は30万円程度
  • 葬儀業者への変動費の費用は42万円程度

 ※会葬品・返礼品も含む(人数規模:20名相当)

  • お寺さんへの費用は『戒名料(20~60万円程度)+1万円(御膳料・お車代)』
  • 精進落としの費用は4000円程度×人数+飲み物代

 

家族葬の費用を抑えるポイント

  • 葬儀のオプション費用が本当に必要かを考える
  • 戒名の位を下げるなら、事前にお寺さんにご相談する

 

色々と決めることが多い葬儀ですが、家族葬では参列者が想像できることから、変動費を考えることで、費用を抑えやすい特徴があります。

 

一方で、参列者が限られるので、お香典の金額は少なくなりますが、気の知れた身内でゆっくりと葬儀を行えるメリットもあります。

 

故人への想いを大事にしながらも、どのような葬儀が残された遺族にとって良いのか?を費用面でも考え、納得のいく葬儀を実現できることを願っています。

 

なお、他にも次のような記事を紹介しています

 

私が父の葬儀で家族葬を選んだ理由

www.tm-life-agent.com

 

門送りの流れとマナー

www.tm-life-agent.com

 

葬儀での喪主の挨拶 

www.tm-life-agent.com

 

四十九日の準備の流れ

www.tm-life-agent.com