生活の羅針盤

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【体験談】突発性難聴のめまい・ふらつきを抑える日常生活でできる工夫とポイント

突発性難聴のめまいを抑える工夫

 

突発性難聴は耳の病気です。

耳は平衡感覚を担う体の器官であり、周囲の音からさまざまな情報を得る大事な役割を持っています。

そのため、突発性難聴で片耳が異常になると、強いめまいやふらつきに襲われ、見る・動くといった行動にも障害が生じます。

 

私は突発性難聴の重症になりました。

重症ということもあり、発症後は回転性のめまいで自立歩行できず救急車を呼ぶ。

その後はある程度は落ち着くものの、歩行時のめまいやふらつきで、道路を歩くことすら危険な状態を過ごしていました。

 

このように、突発性難聴では、単に音や声が聞こえないだけでなく、行動面で支障が出る点が非常に厄介です。

そこで今回、私の突発性難聴の重症の体験をもとに、次の内容を紹介していきます。

 

  • 突発性難聴のめまい・ふらつきがひどくなる原因
  • 日常生活で簡単にできる『めまい・ふらつき』対策

 

 

突発性難聴の
めまい・ふらつきの敵

突発性難聴によるめまい・ふらつきは、発症後からある程度時間が経過すると収まってきます。

しかし、完全に無くなるほど簡単なものではなく、重症であった私は治療開始から3ヵ月経った今でも、多少のめまいやふらつきを感じる日々を送っています。

そのなかでも、『特にこの状況でめまいやふらつきを感じる』といった、めまい・ふらつきがひどくなる原因をまず紹介します。

 

大きな音

突発性難聴は、耳の聴覚の神経が損傷している状態です。

その損傷した耳に大きい音といった強い刺激が加わると、めまいやふらつきが強くなります。

音が聞こえなくても、耳は周囲の刺激を受け続けているということです。

これは、転んで擦りむいた皮膚に刺激を与えるのと同じイメージでしょう。

 

そのため、生活に存在する大きな音は、めまいやふらつきをひどくする原因となります。

私が特に刺激が強いと感じた大きな音の例は次のとおりです。

  • 道路を走るトラック音
  • コンビニなどの店内に流れる音楽

 

どれも日常に存在する普段の音ですが、突発性難聴の患者にとっては刺激が強いです。

 

多い音(会話など)

音楽・テレビなどのように対象物が1つしかないものに対して音を聞くことは、そこまで大きな負担にはなりません。

しかし、複数人で会話するなど、多くの音が飛び交う環境は耳に大きな負担を与えます

多くの音が負担となる理由として私が考えているのは次の3点です。

  • 頻繁に音が発せられているので、そもそも刺激が多い
  • 聞こえない耳で多くの音を判別しようとするため負担が強い
  • 人が多いと、広い音域の音を拾うため負担が強い

 

音が多いと、そのぶんだけ耳への刺激が単純に増えます。

 

さらに音の発信源が多いと、聞こえない耳で多くの音を判別しようとするため、耳への負担は強くなります。

突発性難聴で耳が聞こえない状態でも、今までの習慣から、聞こえなくなった耳でも音を拾おうとします

そこで人が多くなると、情報量に加えて、音の音域も広くなります。

会話では、その人が何を言っているのか?を理解するために、より意識が高い状態で音を聞こうとします。

そして人によって声の高さが異なります。

突発性難聴は単純にすべての音が一律で聞こえないわけではなく、人によって聞きやすい音程と聞きにくい音程があります

そのため、広い音程の音が同時に存在すると、多少聞き取れる音と全く聞き取れない音が入り交じり、不協和音となって耳に大きな不快感を与えます。

特に正常な片耳では音を正しく拾っていることもあり、そのギャップも強いストレスとなるでしょう。

 

このように、音という情報量が多い環境は耳に大きなストレスを与え、めまいやふらつきが発生しやすくなります。

なお、長く音を聞き続けることも耳の負担が蓄積し、めまいやふらつきが発生しやすくなるので注意してください。

長い会話や会議は、耳をかなり疲弊させます。

『長い』ということは、それだけ触れる音の量も多くなりますので。

私の体験では、30分~1時間ほどの会話ですら、めまいがひどくなりました。

聞き流してもよい程度の会話は別ですが、お客さんが来たときや会議など、相手の話をしっかり聞く必要がある会話の場は、耳がかなり消耗します。

 

耳への接触

音以外にも注意すべきものがあります。

それは、耳、また耳の周辺の頭を直接触れる(接触)です。

突発性難聴で聞こえなくなった方の耳、そして顔半分は、麻酔を打ったような麻痺感があり、触っても触れられている触感がしにくいです。

このように、突発性難聴にかかると、聴覚以外の障害も生まれます。

 

このとき、

  • 聞こえない耳の周辺を触る
  • 聞こえない耳側の頭を触る

といった行為も、聞こえない耳に圧迫という物理的な刺激を与えることになり、めまいやふらつきが生じやすくなります。

 

過去にチャゲ&アスカのアスカさんが、突発性難聴を治す耳マッサージ法をSNSで公開したことがありました。

それに対し、耳鼻科の専門医が鼓膜などにストレスを与える危険行為と注意しました。

損傷した耳に対するストレスは音だけでなく、このような圧迫感もあることを知っておきましょう

 

なお、私が実感した身近な耳への圧迫感は次の2つです。

  • 聞こえない耳側の頭に手をあてた肩肘姿勢
  • 強い風

 

まず肩肘ですが、寝転んで何かをみるときに、耳の近くの頭を手で押さえて肩肘となることがありますよね?

この姿勢はけっこうな力で耳の周辺を押すため、耳へのストレスが強くなります。

私の経験上、肩肘姿勢を続けていると徐々にフラフラすることが多かったです。

 

また強い風も注意です。

強い風は、耳を直接刺激するだけでなく、風の強い音の刺激も加わるため、意外にもめまいやふらつきの原因となります。

 

めまい・ふらつきを
抑えるポイントと工夫

では、突発性難聴のめまいやふらつきを抑え、より安全に療養・生活するために簡単にできる工夫とポイントを紹介します。

 

めまい・ふらつき低減のポイント

既に触れたように、めまいやふらつきが起こりやすい状況は決まっています。

次の4つのキーワードを意識しておくとよいでしょう。

  • 大きい(音)
  • 多い(音)
  • 長い(音)
  • 直接的な接触

 

日常生活で簡単にできる
めまい・ふらつき低減の工夫

めまいやふらつきの原因がわかったとしても、日常生活で完全に避けることが難しいのが現実です。

家族がいれば、家族が発する声や生活音は避けられません。

トラックが走らない道路も少ないでしょう。

風を止める術もないでしょう。

そこで、次のような工夫をしてみましょう。

 

耳栓を常に持ち歩く

めまいやふらつきの程度がひどいときに耳栓はかなり有効です。

聞こえない耳に耳栓をするだけで、耳に入ってくる音の大きさ・量を抑えることができます。

私はめまいやふらつきがある程度落ち着くまでは必ず持ち歩くようにしていました。

なお、医者曰く、突発性難聴で耳が辛いときに耳栓をする方は多いようです。

ただし、耳栓は必要なときだけつけて、つけすぎないように注意しましょう。

過度なストレスにならない程度に、自然や生活の音に耳を慣らすためです。

完全に音を遮断することは、必ずしも突発性難聴の治療によいわけではないようです。

徐々に元の生活に慣れるためにも、辛いときだけ耳栓をつけるようにしましょう。

 

ここで私の具体的な使い方を簡単にご紹介します。

 

道路を歩くときは耳栓をする

普通車でも気になることはありますが、トラックなどの大型車が脇を走ると、その風圧と音で瞬間的にめまいが起こるときがあります。

交通量の多い道路ではなおさらでしょう。

さらに道路は、ふらついて道路内に侵入すると事故が起きる大変危険な場所です。

なるべく歩道が広く、交通量の少ないを選んで歩くことに加え、耳栓で音のストレスを減らすことは安全に歩くために重要です。

 

お店に入るときは耳栓をする

家族の声や音が大きいときは耳栓をする

長時間の会話や会議では耳栓をする

お店の音楽や家族の声など、こちらから完全に避けることができないものも耳栓で対処できます。

家族や知り合いであれば、事情を説明して、声の音量を下げてもらうのもよいでしょう。

しかし、お客さんとの会話や会議では、なかなか言いにくいこともあると思います。

その場合は相手に変化をお願いするのではなく、事情を説明したうえで、こちらが耳栓をつけることで対処できます。

事情を説明していれば、相手に失礼にはならないでしょう。

 

長時間の会話は避ける・休憩を入れる

耳に入る音を抑えるだけなら耳栓で可能ですが、長めの会話・会議は耳栓だけでは対処が難しいです。

この場合は、席を離席するなど、音が続く場を断ち切り、耳を休ませる場を自分で作りましょう。

 

風が強い日はニット帽を被る

ニット帽を頭いっぱいに被せると耳を覆うことができます。

そのため、ニット帽は風の強い風圧に耳が触れるのを防ぐのに適しています

また、耳を覆ったぶんだけ、聞く音も抑えられます。

 

暑い季節だとニット帽は蒸れて辛いかもしれません。

しかし、今では暑さ対策が施された春・夏用のニット帽もありますので、季節に適したものを選べば問題ありません。

 


ニット帽 ソフトガーゼ 無地 ロールアップワッチ ビーニー ニットキャップ オールシーズン ストレッチ性抜群 柔らかい 綿 医療用帽子 男女兼用(全6色) (グレー)

 

耳栓と同じですが、ずっと被るのではなく、外に出ているときだけ被るのが良いでしょう。

 

肩肘姿勢をやめる

これは習慣によるものなので、少しずつ直し習慣化する必要があります。

肩肘姿勢は耳周辺を強く押し付けるので、突発性難聴になった耳には好ましくない姿勢でしょう。

難聴という体の状態に慣れるのと同様に、体に合った姿勢を習慣化するよう意識してみましょう。

 

 

まとめ

  • 大きい・長い・多い音を避ける
  • 耳、耳周辺の頭部への圧力を避ける
  • 耳栓は気軽にできる音対策
  • 長い会話は避ける、または休憩を入れる
  • ニット帽は耳の風よけに適している
  • 肩肘姿勢をやめる

 

めまいやふらつきが起こるということは、それだけ耳に負担が生じているということです。

耳と聞くと、どうしても音だけに意識が向いてしまいますが、音だけでなく、耳周辺部を押すなどの行為も耳にストレスを与えます。

転倒などによる事故防止、聴力の回復のために、少しでも耳に優しい生活を目指してみましょう。

 

なお、突発性難聴に関する次の記事も紹介しています。

是非参考にしてみてください。

 

突発性難聴による入院(費用・生活など)

www.tm-life-agent.com

 

突発性難聴の重症の治療と回復記録

www.tm-life-agent.com