初心者庁 生活局

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お香典の金額の相場一覧 - 人間関係・年齢別 -

お香典の相場のサムネイル

誰しもが悩む『葬儀の香典に包む金額の相場』を、全国の統計データをもとに年代別でビシっと1つの金額で紹介していきます。

 

香典に包む金額は、誰しもが悩むもの。

次のような点で困りませんか?

・金額が少なすぎて失礼にならないかという不安

・周りの人がどのくらい出すのかわからない不安

・香典の相場がそもそもわからない

 

そこで、香典に包む金額の悩みを解決するためにネットで調べてみるも、次の悩みが。

相場が△万円~〇万円と範囲で紹介され、香典の金額を決められない!

実際に私自身、過去にお葬式に参列するときは、香典の金額でいつも悩んでいました。

 

何故、香典の金額の相場は、範囲で示される情報が多いのか?

それは、単純な人間関係だけではなく、故人との親密さによって、香典に包む金額が変わるためです。

 

そこで今回の記事では、香典に包む金額や相場で悩める方に向けて、次のコンセプトで記事を書きました。

 

本記事のコンセプト

特徴1:人間関係・年代別で、香典に包む金額の相場を1つの金額に決定

信憑性ある全国の統計調査データをもとに金額を決定

 

特徴2:私の実体験・統計データから、香典の金額が相場からズレる場合の考察

故人との親密さやお付き合いから、香典の金額は相場から変わって当然。

まず統計データから、どのような金額が選ばれているのかを紹介。

さらに、私の父の葬儀における実際の香典の金額と、その人との人間関係から、香典の相場から金額がズレる場合の考察を参考情報として提供。

 

これらの情報を参考にすれば、香典に包む金額についての悩みは、かなり解消されるはずです!

是非、参考にしてください。

 

 

 

香典の金額の相場 - 結論 -

相場を紹介

まず、香典に包む金額の相場の結論を紹介します。

ただしその前に、香典に包まれる代表的な金額のラインナップを紹介します

 

もし故人と特に親しい関係であったとき、お気持ちとして、相場よりも高い金額を香典に包みたくはないですか?

 

代表的な金額のラインナップがわかれば、相場よりも1ランク上の金額も迷わず決められます。

その参考情報として、まずは代表的な金額を知っておきましょう!

 

香典に包む一般的な金額と基本的な考え方

香典で最も選ばれる金額(金額の低い順)

3千・5千・1万・3万・5万・10万

 

香典で避けるべき金額

偶数(2は除く)頭の金額・9頭の金額

※ただし2千・2万円を選ぶ人は少ない

 

2千円・2万円は特別ですが、4千・6千円といった偶数頭の金額、また9で始まる金額は、香典に包む金額として避けられます。

ただし、2千・2万円という金額は、香典であまり選ばれないのが実態です。

 

表の見方と補足説明

ここから表形式で、香典の相場を一気に紹介していきます。

そこで、その表に登場する見出しの意味だけ、簡単に説明しておきます。

 

香典の相場

全国調査の統計データから、私が決めた香典の金額の相場

 

最多回答・平均値

(社)全互協の第5回香典に関するアンケート調査報告書からの引用情報。

最多回答は、最も香典の金額として選ぶ人が多かった金額。

平均値は、香典の金額として選ばれた金額全体の平均値。

引用元:集計結果 一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会

 

年代別 香典の相場 1 - 親族関係 -

祖父母

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 1万 10,000 9,386
30代 1万 10,000 14,201
40代 1万 10,000 17,018
50代 3万 10,000 37,646
60代以上 3万 10,000 21,667

 

特徴と補足

・遺族側の場合が多いため、香典を出さない割合が23%と高い

・1万円が全年代で約36%と最多

 

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 3万
30代 5万 50,000 32,164
40代 5万 50,000 33,715
50代 10万 100,000 52,171
60代以上 10万
    ー:回答数がごくわずか

 

特徴と補足

・遺族側の場合が多いため、香典を出さない割合が約30%

・全年代の割合として、10万円(約20%)、5万円(約20%)、3万円(約10%)と5万円を中心に、香典の金額がばらつく

 

兄弟姉妹 

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 1万 10,000 13,833
30代 3万 30,000 21,400
40代 3万 30,000 24,737
50代 5万 50,000 51,920
60代以上 5万 50,000 42,568


特徴と補足

・全年代の割合で5万円(約25%)、3万円(約25%)が過半数を占める

・10万円(約10%)、1万円(約15%)の数値から、相場の前後1ランクの金額を選ぶことも多いとわかる

 

叔父叔母

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 1万 10,000 7,214
30代 1万 10,000 11,552
40代 1万 10,000 12,291
50代 3万 10,000 21,475
60代以上 3万 10,000 23,442

 

特徴と補足

・全年代で1万円が約47%と半数を占める

・次いで1万円の前後の3万円と5千円が約15%ずつと高い割合を占める

 

その他(従兄弟・甥姪など)

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 5千 5,000 6,617
30代 1万 10,000 7,462
40代 1万 10,000 8,926
50代 1万 10,000 13,298
60代以上 1万 10,000 17,285

 

特徴と補足

全年代の割合で1万円が約35%、5千円が約30%で大部分

 

年代別 香典の相場 2 - 仕事関係 - 

職場関係

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 5千 5,000 4,177
30代 5千 5,000 5,541
40代 5千 5,000 4,984
50代 5千 5,000 5,648
60代以上 5千 5,000 5,525

 

特徴と補足

・全年代の割合で5千円が約55%と過半数を占める

・次いで、3千円が約30%、1万円が約15%

上司より高い金額を選ばないように注意が必要

・職場内で相談して決めることが多いため、5千円が一般的で、上司が1万円を選ぶことが多いと推察される

 

社員の家族

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 3千 3,000 3,661
30代 5千 5,000 4,652
40代 5千 5,000 5,320
50代 5千 5,000 5,326
60代以上 5千 5,000 5,701

 

特徴と補足

・全年代の割合で、5千円が約50%と半数

・次いで、3千円が約25%、1万円が約15%の割合を占める

職場関係と同様に、上司よりも高い金額を選ばない注意が必要

・職場内で相談して決めるため、5千円が一般的で、上司が1万円を選んでいるものと推察できる

 

職場関係と社員の家族は、ほぼ同じ考え方になります。

同僚同士で香典の金額を相談し合って決めるため、最多割合の5千円に集中していると考えられます。

その中でも、上司は1ランク高い金額を香典に包むことを考えると、全年代での割合はかなり納得のいく数字になっています。

 

取引先 

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 1万 5,000 7,571
30代 5千 5,000 5,615
40代 5千 5,000 6,933
50代 5千
60代以上 5千 5,000 6,865

 

特徴と補足

・全年代の割合で5千円が約40%と最も高い割合を占める

・次いで、1万円が約30%の割合を占める

 

年代別 香典の相場 3 - その他 - 

友人、その家族

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 5千 5,000 5,130
30代 5千 5,000 5,162
40代 5千 5,000 5,533
50代 5千 5,000 6,000
60代以上 5千 5,000 6,353

 

特徴と補足

・全年代の割合で、5千円が約55%を占める

・次いで、1万円が約20%の高い割合を占める

・友人関係は、特に親しい仲の場合は5千円の1ランク上の1万円を選ぶ方が多い

 

隣人、近所

      単位:円
年代
香典の相場
全国統計データ
最多回答 平均値
20代 5千 3,000 5,118
30代 5千 5,000 4,443
40代 5千 5,000 4,139
50代 5千 5,000 4,849
60代以上 5千 5,000 5,047

 

特徴と補足

・全年代の割合で、5千円が約50%

・次いで、3千円が約30%、1万円が約10%

 

 

 

香典の相場の決め方

ここで、今までご紹介した香典に包む金額の相場の決め方を説明します。

 

基本的な決め方

1:香典に包む代表的な金額のラインナップから金額が選ばれているとする

2:全国統計データの最多回答の金額を、香典の金額の基準とする

3:基準となる香典の金額の前後1ランクの金額を考える

4:平均値に近い代表的な金額を相場と決める

 

言葉だけでは伝わりにくいので、叔父・叔母の一例をもとに、図で説明します。

 

香典の金額の相場の決め方

 

 

故人との親密さによって、香典に包む金額は当然変わります。

ただし、最もよく選ばれている金額とその前後の金額で、平均値に近い金額であれば、

・世間一般の相場と大きくずれることは少ない

・仮に親密な関係にあり、香典の金額を1ランク上げても問題にならない

という点で、この決め方が良いと考えました。

 

なお、故人と親密な関係であれば、香典の金額を1ランク上げると言いました。

しかし、いくら気持ちの問題と言っても、故人との関係から大それた金額を香典に包むと、遺族に余計な気を遣わせてしまいます

 

この気持ちの配慮も大事にしましょう。

 

イレギュラーケースでの決め方

・親の場合は、自分が喪主となるため、香典を出さないことが多い

※統計データでも、3000円以下の割合がかなり多い

・このときは、最多回答数の金額を香典の相場と決める

 

親の葬儀では、喪主を務める、または遺族として香典を出さないことが多いです。

実際に私も、父の葬儀では香典を出していませんし、母・姉も出していません。

 

このような場合は、最多回答の金額を相場に利用しました。

 

実際の葬儀の香典と相場のズレから見る人間関係の考察

相場との差

ここでは、私が実際に行った父の葬儀での香典の金額と、今まで紹介した香典の相場を比較します。

その目的は、どのような人間関係の場合に、香典の金額が相場よりも高くなるのか、の傾向を考えるためです。

 

実際の実例を参考にすれば、香典の金額をより自信をもって決められるのではないでしょうか?

是非とも、私の実体験を参考に利用してください!

なお、相場どおりの金額のケースの説明は簡単にとどめます。

 

親族関係の香典の金額と相場の比較

親関係

義理の親に対し、相場5万円より1ランク上の10万円

 

特徴

結婚を通じて親戚関係となった

 

亡くなった父の娘の旦那さんが、相場よりも1ランク高い10万円を、香典に包んでくれました。

娘さんを頂戴したということが、香典の相場からズレた一番の理由と考えています。

 

兄弟関係

・一番下の弟さんが、相場5万円より1ランク上の10万円

・なお他の2人の兄弟は、相場どおりの5万円

 

特徴

・一番下の弟さんは、なかなか会えない環境だった

・結婚式で、亡くなった父が親族代表を務めた

 

相場よりも香典の金額が高かった弟さんと他の兄弟の違いは、次の3点です。

・住んでいる場所が実家から遠い

・会う頻度も、年始の挨拶1回のみ

・晩婚のため、亡くなった父が比較的最近に親の代わりに親族代表として結婚式に出席した

 

他の兄弟は家が近いこともあり、お盆・お彼岸や他の法事で、毎年お互いの家を行き来する関係でした。

また、法事以外でも、暇があれば遊びに来る関係でした。

 

逆に、一番下の弟さんは家が遠いこともあり、疎遠ではないですが、年に1回会う程度でした。

この『なかなか会えなかった』、そして『もう会うことができない』という気持ちが、香典の金額が上がった理由の1つと思えます

また、他の兄弟は若くして結婚しましたが、一番下の弟さんは50歳近くで結婚しました。

そのため、親は既に亡くなっており、弟さんの親族代表として、父が結婚式に出席しました。

この『結婚』という場面で、代表者になった兄貴に対する想いも、格別なものだったと思います

 

従兄弟関係

・男系従兄弟の4人は相場1万円より高い3万円(2人)、5万円(2人)

・女系従兄弟の1人は相場どおりの1万円

 

特徴

・男子系列の血縁関係であった

・家が近いため、法事などで、お互いの家を毎回行き来する関係だった

・それも含めて、お互いの付き合いが非常に長い

 

単なる法事だけではなく、お盆やお彼岸でもお互いの家を毎年行き来する関係性が大きな理由だと思います。

家がお互いに近く、年齢も比較的近いため、その付き合いの年数も非常に長いです。

 

・お互いの家を頻繁に行き来する関係

・付き合いが途切れず何十年単位という長さ

この2つが、香典の金額が相場よりも高くなった主な理由だと思います。

 

逆に相場どおりの従兄弟は、女系の従兄弟関係に加えて、家族葬にお呼びしなかったこともあり、相場どおりになったものと思います。

 

その他の親戚関係 - 甥・姪、その他 -

・亡くなった父の配偶者の姉妹の旦那さんが、相場1万円よりも高い3万円

・亡くなった父の娘の旦那さんのご両親が、相場よりも高い5万円

・甥、姪関係は、全て相場どおりの1万円(5人)

 

特徴

・亡くなった父の家族の結婚関係で生まれた親戚関係

・亡くなった父の娘の旦那さんのご両親は、住まいが遠いこともあり、家族葬にはお呼びしなかった

 

血縁関係の遠い甥・姪は相場どおりでした。

 

ただし、亡くなった父の配偶者(私の母)の姉の旦那さん。

また、亡くなった父の娘の結婚を通じて親戚関係になったご両親。

どちらも、父が直接関係する結婚を通じて親戚になっています。

 

故人が直接関係する結婚を通じて親戚関係になった間柄では、相場よりも香典の金額が1ランク上がる傾向が見えます

 

親族関係で香典の金額が高くなる場合の特徴

・故人が直接関係する結婚を通じて親戚関係になった

・法事やお盆、お彼岸などで、お互いの家を行き来する関係

・付き合いの年数が長い

・男子系列での血縁関係(従兄弟)

・故人に対する特別な想い

 

最後の『故人に対する特別な想い』は親族に限ったことではないと思います。

ただし、

・結婚という人生の重大イベントがきっかけ

・普段からのお互いの家を行き来するお付き合い

という親密さは、香典の金額を上げる強い要因のように思えます。

 

また、古い考えかもしれませんが、〇〇家の代表といえば、大体が男性です。

そのため、同じ従兄弟でも、男子系列の関係のほうが、お付き合いの頻度も高くなり、香典の金額が上がりやすいと思われます。

 

このあたりの人間関係を簡単にまとめた図が下です。

青部分が、相場よりも香典の金額が高くなった関係にあたります。

 

故人を中心とした人間関係と香典金額の関係図

 

取引先の香典の金額と相場の比較

相場5千円よりも1ランク上の1万円

 

特徴

父個人と土地の貸借の契約を結んでいたため、相場より高いと推察

 

この取引関係は、亡くなった父故人との契約関係になります。

これを会社で例えると、会社の社長との関係みたいなものです。

 

単純な取引先という会社関係ではなく、対個人での関係という点が、相場よりも香典が高くなった理由と考えられます。

 

友人・隣人・近所の香典の金額と相場の比較

・友人は相場5千円よりも高い1万円

・隣人は相場5千円よりも高い1万円

・自治会は相場どおりの5千円

 

特徴

・友人、隣人ともに同じ土地で数十年間のお付き合い

・子ども同士の付き合い関係もあり、家族ぐるみの関係

 

自治会といった組織は相場どおりでした。

ただし友人・隣人は全て相場よりも1ランク上の金額になっていました。

 

亡くなった父の土地は、代々、息子から孫へ、といった流れで、同じ家系が同じ土地に住み続ける田舎です。

そのため、日頃から会う機会も多く、子ども同士の付き合いも多い特徴があります。

 

単純な付き合いの長さだけではなく、家族全体でお付き合いがあることも、香典の金額が上がる要因として考えられます。

 

まとめ

香典に包む金額の相場

一番上の表を参考にしてください

 

相場から金額が上がる要素

①親族関係

・故人との付き合いの長さ

・お互いの家を行き来する関係性

・故人が直接関係する結婚を通じて生まれた親戚関係

・男系の血縁関係

 

②その他

・親交の長さ

・家族単位でのお付き合いの有無

 

香典に包む金額を決めることは難しく、悩むのが当たり前です。

 

しかし、金額が少なくても失礼になることはありません。

逆に、立場に合わない高額な金額を包むほうが失礼となることもあります。

 

今回は香典の相場を全国調査データをもとに、1つの基準を定めてみました。

これを参考にしながら、故人との関係性も考え、特別な方には1ランク上の金額を香典に包む、といった流れで決めてみてはいかがでしょうか?

 

なお、他にも次の記事を紹介しています

 

門送りと流れとマナー

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お彼岸の意味とお供え物・香典の相場

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我が家が実践しているお彼岸を楽にする工夫

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