生活の羅針盤

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【体験談】国民健康保険への切り替え -金額の試算と手続き(場所・持ち物)-

国民健康保険

会社を退職すると、さまざまな手続きが必要となります。

その中でも悩むのが健康保険の選び方です。

会社を退職し、次の就職先が決まっていない場合の選択肢は次の3つです。

 

退職後の健康保険の選択肢

  • 国民健康保険への切り替え
  • 会社の社会保険の任意継続
  • 家族の扶養家族に入る

 

日本は国民皆保険制度なので、どんな状況であれ、何かしらで健康保険に加入する義務があります。

しかし、どの選択肢を選べば金額が安いか?

生活維持のため、肝心の保険料は非常に重要なポイントです。

 

もし、あなたが扶養家族になれる身内がいれば、扶養家族になるがベストです。

保険料を支払う必要がないためです。

 

しかし、私のように、

  • 就労している家族がいない(年金収入の母のみ)
  • 他に自分が扶養の対象になれる家族がいない

という場合は、自分で保険を選択しなければなりません。

 

そこで、国民健康保険 or 退職前の社会保険の任意継続の2択を選ぶことになります。 

しかし、健康保険料は、

  • 国民健康保険:住む自治体で金額が変わる
  • 社会保険:加入団体で算出が異なる

といった理由から、素人が正しい保険料を算出するのは少し難しいです。

 

そこで今回、私が実際に行った

  • 保険料の確認の仕方
  • 国民健康保険への切り替え手続きの方法

について解説します。

 

 

国民健康保険料の試算

後で説明しますが、元の社会保険の任意継続の場合の保険料は給与明細で確認できます。

一方、国民健康保険に切り替える場合は、前年度の収入に基づいて保険料を試算しなければなりません。

しかし、素人には国民健康保険の金額を算出するのは面倒で、間違いが起こる可能性も高いです。

そこで、確度の高い国民健康保険料の確認方法を解説します。

 

役所の国民健康保険の相談窓口に相談

  • 国民健康保険課に行く
  • わからなかったら職員に質問

 

『国民健康保険』と名の付く窓口に向かえば問題ありません。

ただし、役所は窓口が多くて迷いやすいです。

まず、役所の入り口付近の職員の方に聞いて、担当窓口を確認しましょう。

 

国民健康保険料の試算に必要な持ち物

必要な持ち物

  • 前年の収入がわかる書類一式(源泉徴収など)
  • 身分証明書(免許証など)
  • 不動産所得や配当所得なども試算の対象になるで注意
  • 扶養控除を受けている人の収入(年金など)の情報も必要

 

何も持たずに相談に行っても、国民健康保険の保険料は試算できません。

それは、国民健康保険料が前年の収入によって決まるためです。

そこで、『あなた』と『あなたが扶養している家族』の所得に関する情報を必ず確認してから、相談窓口に行きましょう。

 

前年の1月~12月の収入が明記されている書類があれば十分です。

それをもとに翌年度(4月以降)の保険料を試算してくれます

なお、給与のみならず、不動産や配当所得も試算対象となります。

『確定申告にあげる収入全ての情報』を持っていきましょう。

 

なお書類がない』という方もいらっしゃると思います。

その場合は、『概算』と割り切り、次のように対応しましょう。

 

収入の詳細情報がない場合の対処

  • 大きな収入の変化がなければ、昔の書類を利用
  • 口頭で1カ月 or 1年あたりの収入を伝える

 

私の場合は、

  • 不動産所得
  • 配当所得
  • 母の年金

の3つがありました。

そこで、

  • 不動産所得は月〇万円(口頭)
  • 配当所得は証券会社の書類
  • 母の年金は大体の年間支給額(口頭)

を伝えて、試算してもらいました。

 

収入に大きな違いがなければ、保険料は大きくは変わりません。

まずは試算に必要な収入情報を、あげられるだけ伝えましょう。

 

試算にかかる時間

  • 混雑にもよるが、15分程度

 

窓口の混雑状況にもよりますが、私の場合は15分程度で見積もりが終わりました。

なお、次のような書類で教えてくれます。

 

国民健康保険料の試算表

 

赤枠の部分が保険料の試算に必要な情報です。

急いでいる場合は、後で電話で金額を教えてもらうこともできます。

 

社会保険料の確認方法

国民健康保険と比較する社会保険料の確認方法を簡単に解説します。

なお、会社の社会保険料は次のルールで決まっています。

もし、退職後に社会保険の任意継続を選択する場合は、次のルールに従うことになるので、あなたご自身で金額を確認しましょう。

 

社会保険料の考え方

  • 社会保険料は会社と被保険者(自分)で折半
  • 退職後に社会保険を任意継続する場合は全額負担
  • 簡単に考えると、退職前の2倍の保険料を支払う 

 

まず、社会保険料をいくら支払っているのか?

これは給与明細ですぐに確認できます。

下の写真は私の場合ですが、社会保険料は赤枠部分に金額が書かれています

なお、私の場合は、突発性難聴の入院等で一日も出社できなかったため、勤務日数0なのは、そういうことだとおもってください。

 

給与明細で社会保険料を確認


この赤枠部分の2倍の金額を支払う、と思えばOKですが、点注意

 

社会保険料には限度額という上限金額があります。

私がもともと加入していた協会けんぽの場合は、次のHPで確認できます。

令和2年度保険料額表(令和2年4月分から) | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

都道府県によって上限金額が変わるため、一度確認してみましょう

私は埼玉県在住なので、上限は標準月額報酬30万円になります。

もし、これよりも高い収入であった場合は、この上限に相当する保険料を支払うことになります。

 

国民健康保険への切り替え手続き(持ち物・場所)

では2つの健康保険料を試算したうえで、国民健康保険に切り替える場合の手続き方法について解説します。

 

必要な持ち物

  • 健康保険資格喪失証明書
  • 個人証明(マイナンバーカード(通知書)・運転免許証など)
  • 認印

 

まず退職にあたって『社会保険の資格喪失書』を会社に依頼しましょう

その資格証明書と合わせて、あなたの個人確認のマイナンバー、または運転免許証などの身分証明が必要になります。

この身分証明は身近な生活でもよく使うものなので、問題ないと思います。

資格喪失証明書を忘れないこと

 

あとは認印を用意しましょう。

不備がなければ、その場で保険証を発行してもらえます

 

なお、私が市役所からもらった手続きに必要なものリストはコチラ。

 

国民健康保険の手続きに必要なもの

 

手続き場所

  • 区市町村役場
  • 出張所(市民センターや連絡所)

 

国民健康保険の加入手続きは区市町村役場だけでなく、出張所でも可能です。 

市役所まで遠い場合は、近くの出張所で手続きするのが楽です。

具体的にどこか?は保険料の試算と合わせて市役所で確認すると間違いないです。

 

なお、私が市役所からもらった手続き場所と注意事項に関する案内がコチラ。

 

国民健康保険の手続きの注意事項

 

まとめ

  • 国民健康保険料の計算方法は自治体で異なる
  • 国民健康保険料は、月給以外の収入も対象になる
  • 前年の収入明細の書類を持っていけば、精度の高い試算が可能
  • 給与所得以外の不動産所得や配当所得なども試算対象
  • 身分証明書を忘れない 
  • 忙しい場合は、電話で保険料の連絡をお願いする
  • 手続きには、前の保険の資格喪失証明書・身分証明・認印が必要
  • 区市町村役場、または出張所で手続きできる

 

退職後の健康保険の手続きは、早めにやらなければなりません。

国民健康保険料の算出を自分でやろうとしても、悩んで時間を浪費してしまうかもしれません。

そのため、無料で保険料を試算してくれる役所を積極的に利用し、手続きに必要なものに注意して、しっかり国民健康保険へ加入手続きをしましょう。