突然、固定電話の着信音が鳴らなくなった!
本記事を読まれている方は、同じ不具合で悩んでいることでしょう。
先に結論を書いておきますが、新しい電話機を買う前にNTTに問い合わせをしてください!
勝手に電話機の故障と決めつけて新しい電話機を購入してしまうと、私と同じように無駄な出費で損をしてしまいます。
本記事では、固定電話の着信音が鳴らなくなったときの原因と対処方法を、私の体験談をもとに簡潔に紹介します。
同じ不具合で困っている方の参考になればと思います。
【詳細】固定電話の着信音が鳴らない不具合
まず固定電話の着信音が鳴らない不具合の症状について、もう少し詳しく状況を説明しておきます。
- 前日まで鳴っていた着信音が突然鳴らなくなった
- 電話回線は通じている
※電話を掛けてきた人にはプルルルルと聞こえる
※着信がある状態で受話器を取ると通話はできる
※こちらからも発信はできる - 着信が続いても留守番電話に切り変わらなくなった
- 少し前くらいから『通話を切る』ボタンが効きにくくなった
- 新しい電話機を接続しても不具合は変わらない
親戚の方がウチに電話をしても一切電話に出ないので、携帯電話に連絡してくれたことで不具合に気付くことができました。
厄介な点は、着信音は鳴らないが電話自体は発着信可能という点です。
電話回線の問題であれば、着信音が鳴らないだけでなく、通話自体もできなくなると思ってしまいます(少なくとも私はそう思いました)。
そこで、電話機が故障したものだと勘違いし、新しい電話機を買ってしまいました。
新しい電話機を接続しても着信音が鳴らなかったときは、かなり落胆しました。
無駄な買い物をしてしまったと。
着信音だけが鳴らないという不具合の原因はNTTにある場合がある、ということですね。
【対処】NTTの故障受付に問い合わせ
電話機に原因がないことが明確になったのでNTTの故障受付に電話をしました。
問い合わせ先は『お問い合わせ | NTT東日本』です。
オペレーターの方に『着信音だけ鳴らない』と伝えたところ、NTT側で回線がつながっていることは確認できているので、現状では原因はわからず、実地での点検が必要という回答が返ってきました。
これは仕方がないことなので、最短の3日後に点検の予約をしました。
すると、その日の夜に突然、電話の着信音が鳴ったのです。
残された留守電を聞くとNTTの作業担当者から。
『明日改めて電話する』というメッセージでしたが、NTTに問い合わせた後に着信音が鳴るようになったということは、NTT側で何か対策をしたのか?と思いました。
翌日、再度掛かってきた電話でNTTの作業担当者の方に話を聞くと、ウチ以外にも近くの家庭から同様の不具合に関する問い合わせがあり調べたところ、中継器の部品が故障していることが判明したとのこと。
つまり、私がNTTに問い合わせた日の夜中に故障部品を交換したということです。
そのため、今まで鳴らなかった着信音が突然鳴るようになったのです。
通話ができていても、電話回線、もしくは中継器のようなNTT側の設備不良ということがあるんですね。
【参考】問い合わせ前に買ってしまった電話機代は?
当然、NTTは保障してくれません。
電話機の調子がおかしくなったら、まずはNTTに問い合わせをする、というのが筋らしいです。
そのため、新しい電話機に使った費用の話をしたら『賠償できません』ときっぱり断られました。
そのため、新しい電話機に使ったお金は『電話の不具合はまずNTTに問い合わせ』という勉強代に使ったと割り切ることに。
あなたも自己判断で無駄な出費をしないように気をつけてください。
まとめ
- 通話ができてもNTT側の回線不具合が原因の場合がある
- 電話の不具合は、まずNTTに問い合わせることが損をしないポイント
いかがでしたか?
電話回線の不具合と聞くと、通話ができなくなると思いがちですが、それ以外の症状がでることもあるようです。
電話機の使用年数に関係なく、電話に関する不具合が起こったら、まずNTTに問い合わせるようにしましょう。