生活の羅針盤

筆者が実際に体験した経験をもとに『生活に役立つ参考情報』を多ジャンルで紹介する雑記ブログ

【体験談】γ-GDPが500!-高い数値を下げる食事の改善記録と断酒の工夫-

 

お酒・食事の改善でγ-GDPの数値を下げた体験談

γ-GDPはお酒好きにとって健康診断で非常に気になる数値です。

健康診断の基準値50U/lを超え、経過観察・要精密検査といった通知を受けた人もいるのではないでしょうか?

中には、健康診断が迫り、一時的に節酒や断酒でγ-GDPの数値対策をされる方もいると思います。

しかし、個人差はあれど、

  • お酒の量はどれだけ減らせばよいのか?
  • 節酒・断酒はどのくらいの期間で効果が出るのか?

と疑問に思われる方は多いと思います。

 

恥ずかしながら私は、毎年の健康診断でγ-GDPの数値が基準値を超える結果を出しています。

その理由に、毎日服用している薬の影響もありますが、基本的にはお酒の飲みすぎが原因です。

特に過去2回は、基準値を大幅に上回る500近い結果を出してしまい『節酒・断酒指示→再検査』という流れを経験しています。

そこで本記事では、私の実際の検査結果をもとに次の内容を紹介していきます。

 

  • 食事の改善内容と期間
  • 改善によりγ-GDPがどれほど下がったのか
  • 断酒するための工夫

 

なお、健康診断のために一時的にお酒を控えることを助長するつもりはありません。

あくまでも、食事やお酒が肝臓に与える影響と、それを回復させる1つの参考情報として捉えてください。

 

 

γ-GDPとは?

γ-GDPは肝臓の解毒作用に関係する酵素で、肝臓の細胞が壊れることで血液中に流れ出ます。

その血液中に流れ出たγ-GDPの量を血液検査で調べるため、肝臓の細胞の壊れ具合を知る1つの指標と言えます。

なお、肝臓ではさまざまな物質を解毒し、細胞の破壊と再生を繰り返しているため、γ-GDPが血液中に流出すること自体は正常でも起こります。

ただし、γ-GDPの量が多すぎると脂肪肝や肝炎などの病気の疑いが高まり、肝臓が何かしらの悪い状態にあることを示唆することになります。

 

γ-GDPの数値が高い原因

γ-GDPの数値を高める原因はさまざまですが、飲酒・高カロリー(食べ過ぎ)・薬の服用が一般的です。

まず代表的なものが『食べすぎ・飲みすぎ』による脂肪肝です。

一方、薬の服用もγ-GDPを上げる原因の1つとなります。

実際に私は、病院で処方された薬と漢方薬を毎日服用していますが、γ-GDPの数値が異常に高かったときに、漢方薬の量を減らすことを提案されました。

ただし、普段の飲酒習慣がひどいため、まずは飲酒を抑えることで再検査となりました。

あとで具体的な改善結果を紹介しますが、基本的に飲酒習慣の見直しでγ-GDPの数値が大幅に改善されたため、飲酒が肝臓に与える負担はかなり強いと言えるでしょう。

なお、サプリメントとして多く販売されている漢方も、取りすぎると肝臓への負担が大きくなることには注意が必要です。

薬に限らず、何事も節度を保つことが重要です。

 

ケース1:節酒
【γ-GDP 225→107へ改善】

最初に紹介するγ-GDPの数値を下げた食事の改善事例は『節酒』です。

ここで紹介する結果は、節酒によりγ-GDPの数値が約200から100まで改善したが、もとの習慣に戻した結果、再び数値が高くなってしまった事例です。

 

食事の改善内容と改善期間

まず、食事の具体的な改善内容とその改善期間を整理します。

 

改善前の食事

  • 1日あたりビール350mLを6~10本
  • 1日1食(夕食)で揚げ物・ピザが多い

改善後の食事

  • 1日あたりビール350mLを4本上限
  • 1日1食(夕食)で揚げ物・ピザが多い

改善期間は5週間

 

就職してから休肝日なしの生活を続け、飲酒量もかなり多いです。

また、食生活もかなりひどいものです。

まず1日1食でした。

これだけ聞くと1日あたりのカロリー摂取量は少なく思えるかもしれません。

ただし、コンビニの揚げ鳥やピザのデリバリーなどを好んで食べていたため、お酒のカロリーと合わせ、1日1食のたった1食でかなり高カロリーな食生活をしていたと言えます。

 

なお、食事の改善内容はお酒の節酒のみです。

お酒の飲みすぎだが、いきなり断酒は難しいだろうから節酒しなさいという医者からの指示でした。

また、改善期間は次の通院までの5週間でした。

 

γ-GDPの検査結果の記録

γ-GDPの数値が高かったときからの時系列でまとめます。

なお、血液検査の結果は、血液採取から遅れて届くため、次の表の血液検査の日付は『血液採取日』としています。

 

日付
期間
γ-GDP イベント
食事習慣
2018年
4/30
225 最初の検査
γ-GDP異常値
2018年
6/6
- 医者から節酒指示
5週間 - 飲酒量を約半減
ビール350mL 最大4本
2018年
7/11
107 再検査
γ-GDP約半減
6ヵ月 - 元の食生活に戻す
2019年
1/7
254 再々検査
γ-GDPが異常値に戻る

 

約5週間の間、ビールの量を半分に抑えることでγ-GDPの数値が225から107と約半減できました。

ただしその後、元の生活に戻したことで、約6カ月後の血液検査ではγ-GDPが254と元のレベルに戻るお粗末な結果を迎えました。

 

ここからわかるのは次のことです。

  • 節酒によりγ-GDPの数値は確かに下がる
  • ただし飲酒はしているため、1ヵ月で約半減と劇的には下がらなかった

 

変化の程度に個人差があるのは当然なので、1つの参考に留めてください。

節酒と言っても、350mLのビールを毎日4本飲んでいるわけなので。

また、既に触れたように私は薬を毎日服用しているため、下がったとしても基準値の50を超える結果でとどまっています。

 

ケース2:断酒
【γ-GDP 438→107へ改善】

次に紹介するγ-GDPの数値を下げた食事の改善事例は『断酒』です。

ここで紹介する結果は、断酒によりγ-GDPの数値が約450から100まで大幅に改善した事例です。

 

食事の改善内容と改善期間

食事の具体的な改善内容とその期間を整理します。

なお今回の検査では、最初の血液検査を迎える前に既に断酒をしていました。

もう少し具体的に言うと、ノンアルコールビールのみの生活をしていました。

 

改善前の食事

  • 1日あたりビール350mLを6~10本を長期間継続
  • 血液検査2週間前からノンアルコールビールで断酒開始
  • 1日1食(夕食)でサバなどの青魚・納豆などを頻繁に取る

改善後の食事

  • ノンアルコールビールも断酒
  • 1日1食(夕食)でサバなどの青魚・納豆などを頻繁に取る

改善期間は2週間

 

もともとかなりの飲酒量の生活を送っていましたが、あるとき体調を崩してからノンアルコールビールを飲むことで断酒を始めました。

そして食生活も見直しており、揚げ物やピザなどの高カロリー品は避け、青魚・納豆といった、健康に良いとよく言われる食べ物に切り替えていました

 

しかし迎えた血液検査でγ-GDPが438と非常に高い数値を示したことで、医者からノンアルコールビールもNGの完全断酒指示を受け2週間継続し、再検査の流れとなりました。

γ-GDPが500に近い高い数値ということもあり、疑わしきは全て排除という命令でノンアルコールビールも許されなかった状況です。

 

γ-GDPの検査結果の記録

先ほどと同様に時系列でγ-GDPの改善結果を整理します。

 

日付
期間
γ-GDP イベント
食事習慣
2019年
9/20
438 最初の検査
γ-GDP異常値
2週間前からノンアルコールビールで断酒中
2週間 - ノンアルコールビールのみ
2019年
10/4
- 医者から断酒指示
ノンアルビール禁止令
2週間 - 完全断酒
2019年
10/18
107 再検査
γ-GDP約1/4に低減

 

先ほどのケース1と異なり、約2週間でγ-GDPが438から107と1/4まで大幅に下がりました。

残念ながらノンアルコールビールの影響はわかりませんが、やはり断酒の効果は強いです。

健康診断で肝臓の検査項目がひっかかった場合には、真っ先にアルコールの摂取を疑い、可能な限り減らすことが重要と言えるでしょう。

そして思い切ってお酒の量を減らせば、比較的短期間で肝臓の数値は改善します。

 

断酒するための工夫

ビール好きにとってビールの習慣を断ち切ることに抵抗を感じるかもしれません。

実際に私もビールを飲みたい気持ちを抑えるのには苦労しました。

仕事終わりやリラックスしたいときに炭酸の効いたビールを飲む爽快感・解放感はたまりませんから。

しかし、お酒で激しく調子を崩したことをきっかけに、ビールの代替品を用意することで、ある程度苦なく断酒ができました。

 

先ほどノンアルコールビールを飲んでいた話に触れましたが、あまりノンアルコールビールはお勧めしません。

確かにビールに近い味でノンアルコールなので断酒に向いているように思えます。

ただし、ノンアルコールビールは第3のお酒と金額がほぼ変わらず、費用がかかってしまうのがネックです。

そしてビール味に近いため、どうしても本物のビールに手を伸ばしたくなります。

そこでお勧めしたいのが『伊賀の強炭酸水 1Lペットボトル』です。

 


サンガリア 伊賀の天然水 強炭酸水レモン 1000ml×12本

 

この伊賀の強炭酸水1Lがおススメできる理由は次のとおりです。

  • 500mLではなく1L入りなのでガブガブ飲める
  • 強炭酸なので、のどごしの爽快感が強い
  • プレーン・レモン・グレープフルーツと味のラインナップがある
  • 安い

 

炭酸水には多くの種類がありますが、その多くは500mLペットボトルです。

ビールと同じ感覚でガブガブ飲んでしまうと、消費が早く、空のペットボトルがすぐに量産され、ごみの量がかなり増えます。

しかも、500mLペットボトルは、少ない量に容器代がかかるため費用も少し高めです。

 

一方、1Lペットボトルであればゴミの出る量は減り、今までどおり気持ちよくガブガブ飲めます

そして強炭酸なので、言うまでもなくのどごしは良いです。

味も無味のプレーンから、柑橘系まで揃っているので、味を変えたいときに調整できます

そして世の中で出ている炭酸水の中でも最安値帯というのが最大の魅力です。

 

安くて、のどごしがよく、味に飽きない

慣れると結構はまる、コストパフォーマンスの良い1品です。

断酒までとはいかなくても、節酒にも使えるので、一度試してみると良いですよ。

 


サンガリア 伊賀の天然水 強炭酸水レモン 1000ml×12本

 

 

まとめ

  • アルコールの摂取自体がγ-GDPに与える影響は強い
  • 節酒を1ヵ月続けてγ-GDPが半減した
  • 断酒を2週間続けてγ-GDPが1/4まで大幅に下がった
  • ビールを減らすには伊賀の強炭酸水1Lがお勧め

 

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれ、異常が発覚したときには既に重症ということもあるため、健康診断の肝臓の数値は大切です。

今回ご紹介したように、アルコールの摂取が肝臓に与える影響は非常に大きく、アルコールを断ち切ることで、比較的短期間でγ-GDPの数値は改善します。

 

そのうえで、日常のストレスを発散することも重要です。

休肝日を作ることも含めての節酒という、お酒との付き合い方の習慣を変えることは、健康のための重要な課題と言えるでしょう。

無理に断ち切るのではなく、アルコールに代わる代用品を使うことで、抵抗感を減らして節酒・断酒は実現できます

 

あなたの健康状態、そしてこの記事の内容を参考に、健康な生活を目指し、一度生活習慣を見直す一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?