生活の羅針盤

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【正しく使えてる?】点数を上げるために今すぐ実践すべき『問題集の正しい5つの使い方』

点数を上げるために今すぐ実践すべき問題集の正しい5つの使い方

問題集は、学習した知識を問題を通じて実践し、知識の理解度の確認と定着を図るための重要な学習ツールの1つです。

しかし残念ながら、問題集を正しく使えている人が少ないのが現状で、次のような悩みを抱えている人が多いです。

  • 問題集をやっても成績が伸びない
  • 問題集に時間がかかって学習が前に進まない
  • 点数が上がる問題集の使い方を知りたい

 

そこで本記事では、私が塾講師時代に生徒に指導し、生徒の約90%以上が定期テストでクラス順位1桁にすることができた『点数を上げるための問題集の正しいな5つの使い方』を理由と合わせて解説します。

 

本記事を読めば、今の自分の問題点を知り、すぐに改善することができるでしょう。

その結果、今まで以上に成績の向上を実感でき、試験の結果も良くなるので、是非参考にしてください。

 

 

問題集の正しい5つの使い方
チェックリスト

最初に、問題集の正しい5つの使い方をチェックリストとして並べます。

まず自分がその使い方を実践できているのか?確認しましょう。

もし実践できていない使い方があれば、問題集で点数を上げるチャンスがあると考えましょう。

 
チェックリスト

  1. 1問ずつ〇付けをする
  2. 1問あたりに時間設定をしている
  3. 間違えたら、自力できるまで解きなおす
  4. できなかった問題に印をつける
  5. 苦手分野の応用問題はやらない

 

1つでも実践できていないのがありましたか?

では、この5つの問題集の使い方が正しい理由と、これで何故点数が上がるのかの理由を説明していきます。

理由を知ることは、目的をもって実践することにつながり、高い意識で問題集に取り組むうえで重要です。

 

5つの使い方が正しい理由と
点数が上がる理由

あなたが実践できていない項目の理由だけを見ても構いません。

しかし、既に実践しているやり方の意味を再確認することには意義があります。

そのため、一通りの理由を確認してみてください。

なお、キーワードは『目的』と『計画』です。

この2つを意識して読んでください。

 

1問ずつ〇付けをする

  • 自分の間違った考えにすぐ気付ける
  • 間違いを早く修正することで、残りの問題を正解にでき、定着につながる

 

最近の学校は課題が多い傾向があるため、一気に解いてから〇付けをする人が多いです。

ここでもし、間違った考えで問題を解き続けたらどうなるでしょうか?

〇付けの結果、✕が多発し、やる気を無くしませんか?

そしてこのやり方の問題は、単純に✕が多くなることではありません。

間違った考えを繰り返すことで、その考えが頭に染みつくことが一番の問題です。

 

間違えることは悪いことではありません。

重要なことは『間違いを修正して、正しい考えを自分の頭に植え付ける』ことです。

1問ずつ〇付けすれば、✕がつくたびに自分の問題点に気付けます。

そこで、

  • 何がいけなかったのか?
  • 次からどうすれば良いのか?

を考え、残りの問題で実践していけば、その後の問題が〇になるだけでなく、正しい考え方がしっかり定着するようになります。

一気に解いて〇付けするのは効率的に思えますが、問題集の使い方としては実は非効率です。

 

なお、問題集の目的の1つは『知識の定着』です。

知識の定着には反復演習が必要です。

そのため、早めに正しい考えに修正することが、無駄な反復を防ぐことにつながり、効果的な問題集の使い方につながります。

 

時間設定をする

  • 思考力を磨く
  • 試験時間対策につながる
  • 無駄に悩む時間を減らせる

 

わからない問題があるのは当然です。

しかし、『わからないと思ったらすぐに答えを見る』ことは勿体ない行為です。

目の前の問題に対して、学んだ知識の使い方を考え試す時間を用意しないと、

  • 知識を頭の中から引っ張り出す能力
  • なかなか解けない問題に対して試行錯誤する能力

が磨かれません。

『解けないのは知らないから』と考えてしまう人は多いです。

英単語や歴史の知識といった暗記ものは、すぐに答えを見て覚えなおした方が良いでしょう。

しかし、英語長文・文法、数学、理科といった思考系の問題では、解けなくても

  • どんな知識が使えるのかを考える
  • 一発で解けない・解法が思いつかなくても色々試してみる

といった『頭を使う練習』をしなければ、知らない問題に出会うたびに何もできなくなり、成績は伸び悩むでしょう。

そして、何でもかんでも覚えようとしたらキリがありませんし、時間が経てば忘れます。

問題集の目的の1つは『さまざまな問題に対して考える』です。

すぐに答えを知りたくなる気持ちはわかりますが、色々な問題が解ける自分を作り上げるには、普段の問題演習から思考する習慣が必要不可欠でしょう。

 

また、問題を解く時間を設定することで、限られた時間の中で集中して考える習慣が身に付きます。

その結果、時間制限のある試験では、他の人よりも多くの問題を解くことができるでしょう。

このように、様々な思考ができるようになるだけではなく、思考速度が速くなるという点でも、問題を解く時間を決めることは効果的です。

 

そして何より、わからない問題で無駄に時間を使ってしまうことを防げます。

わからない問題でも考えることは重要ですが限度があります。

決めた制限時間内で一生懸命考え、試行錯誤した結果、結論に辿り着かなければ、答えから考え方を学び、それを使いこなせるようにした方が効率的でしょう。

考える時間はしっかり用意し、無駄な時間を無くせば、今までよりも効率的に実力を上げることができるでしょう。

 

なお、1問あたりの時間設定の目安を紹介しておきます。

 

1問あたりの時間設定の目安

  • 英単語・歴史等の暗記知識:わからなければすぐ答えを確認して覚えなおす
  • 数学・理科系:10分~15分
  • 英語長文・国語:文章量による

 

間違えたら、自力でできるまで解きなおす

  • 『わかった』と『できる』は違う
  • 試験では何も見ずに解けなければならない
  • 自力でできる状態が得点に直結する

 

問題の解説を読んでわかったと思って終わりにする人は多いです。

しかし『わかった』と『できる』ではレベルが違います

本番の試験で、わかったはずの問題が解けなかった経験がある人は多いと思います。

それだけ『できる』という状態は『わかった』以上にレベルが高いということです。

試験では、教科書や単語帳などを調べることができないため、自力でできなければ得点できません。

そのため、普段の問題演習から、間違えた問題を自力で解けるまで解きなおし、自力でできる状態を作り上げることが重要です。

 

問題集の目的の1つは『できることを増やす』です。

わかったつもりで終わらせず、しっかりできる状態まで実力を磨きましょう。

 

できなかった問題に印をつける

  • 復習すべき問題を明らかにする
  • できなかった問題ほど復習が重要
  • 復習する問題が明らかになり、無駄な復習を無くせる

 

人間は忘れる生き物なので、時間が経てば忘れます。

そのため、復習は重要ですが、1から全ての問題を復習していたのでは、膨大な時間がかかってしまい無駄が生じます。

『できた問題』と『できなかった問題』のどちらを優先的に復習すべきでしょうか?

できなかった問題と答える人が大半でしょう。

しかし、覚えたことを忘れるのと同じで、どの問題ができなかったのかも忘れてしまいます。

そこで、できなかった問題に✕などの印をつけておけば、時間が経っても復習すべき問題が明らかになり、無駄な復習を無くすことができます

あとあと復習することを考え、『計画的に』問題集を使うことが重要です。

 

苦手分野の応用問題はやらない

  • 苦手を得意に変えるのは時間がかかる
  • まず、得意分野を伸ばすことを優先する
  • 得意分野を増やすことで、気持ちにゆとりが生まれる

 

苦手分野を何もせず放置するということではありません。

先に得意分野を磨いてから、苦手分野に本格的に時間を使おう、ということです。

 

苦手を得意に変えるには、かなりの時間がかかります。

逆に、得意分野を磨くのには、そこまで時間がかかりません。 

そのため、苦手分野は最低限の時間で基本だけに押さえ、残りの時間を得意分野に使えば、得意分野はどんどん成長するでしょう。

そして得意分野に自信が持てる状態になれば、残りの時間を苦手分野に集中的に使うことができるでしょう。

 

人間が同時に多くのことをやろうとすると混乱し、どれも中途半端に終わることがあります。

苦手分野と得意分野をどちらも頑張ろうとすると、恐らく苦手分野にかける時間が増え、得意分野の成長を邪魔するでしょう。

その結果、苦手分野も得意分野も普通程度の中途半端な状態で終わってしまいます。

 

しかし、得意分野を伸ばし切ったあとならどうでしょう?

残った時間は安心して苦手分野に使えますよね?

自信の持てるものが多ければ多いほど、心にゆとりが生まれます。

苦手分野を先にやるか、後にやるか?だけの違いです。

それならば、まず得意なもので自信をつけ、ゆとりがある状態で苦手分野に取り組んだ方が、集中した状態で苦手分野が勉強できるので、結果的に効率的な学習となるでしょう。

ただ単純に勉強するのではなく、このような『学習順序の計画性』が効率的な学習の支えとなるので大事にしてください

 

問題集の使い方の参考書籍

ただ問題集を使っているだけでは点数は伸びません。

ただやるだけで点数が伸びるのであれば、困っている人は少ないでしょう。

5つの使い方の理由の説明で触れたように、『目的』と『計画性』をしっかり意識して問題集を使うことで本当の効果が発揮され、そこで差が生まれます

今回紹介した内容は最も基本的な問題集の使い方で、他にもまだありますが、それは別で紹介します。

 

なお、今回触れた考え方は、全て私自身で考えたものではありません。

私が高校生時代に出会った学習法の本でいろいろな考え方を学び、塾講師で実践して得られたものの一部です。

そこで問題集の使い方や考え方などがよくわかる本を2つ紹介したいと思います。

 

書籍1:問題集の使い方と工夫が学べる


増補2訂版 数学は暗記だ! (和田式要領勉強術)

 

  • 著者:和田秀樹
  • 出版社:ブックマン社

 

著者である和田秀樹氏は、大学受験の勉強法について多くの本を執筆している業界有名人です。

本書は高校数学の青チャートという有名な数学の問題集の効果的な使い方を説明しています。

『暗記だ!』といっていますが、単純に覚えるのではなく、思考しながら覚えるという方法を推奨している本です。

数学に関係のない方には興味がわかないかもしれません。

しかし、題材は数学ですが、『問題集とは、こんな感じで計画的に目的をもってやると効果が出る』という内容を、何故そうすべきなのか?の理由まで含めて詳細に解説しているので、問題集の使い方を知るうえで、かなり参考になる一冊です。

 

科目によって問題集の取り組み方は多少変わりますが、点数が取れるようになるための学習方法や考え方は多くの科目で共通している点が多いです。

和田秀樹氏の学習方法は『和田式』とよく呼ばれ、この考え方を参考にしている高校生は結構多いです。

高校生時代の私もそうでした。

問題集の使い方をフローチャートなどの図を使って説明していたりと、わかりやすい構成に工夫がなされています。

問題集を効果的に使う具体的な方法の例を知るには最適です。

 


増補2訂版 数学は暗記だ! (和田式要領勉強術)

 

書籍2:学習計画の考え方と問題集の使い方が学べる


2018年度版 新・受験技法: 東大合格の極意

 

  • 著者:和田秀樹
  • 出版社:新評論

 

再び和田秀樹氏の書籍です。

『新・受験技法:東大合格の極意』は20年以上前から存在する本で、時代に合わせて改訂を続けています。

私が高校2年生のときに本書に出会いました(私のときは東大受験技法という名前でした)。

本書の内容は、

  • ただ勉強するのは非効率
  • 得意・不得意も考え、科目ごとの目標を作る考え方
  • 長い受験期間での学習計画の考え方
  • お勧め参考書・問題集をレベル別に、特徴と使い方を紹介

といった内容が含まれています。

 

本の名前からわかるように、題材として東大を扱っていますが、私が塾講師で指導していたときの考え方は、この本で学んだことをベースにしており、東大以外の大学でも通用しました。

大学が変われば対策も当然変わります。

しかし、受験に合格するために必要な考え方は変わりません

私は本書に出会ったときに衝撃を受け、普段の勉強を1週間止めて本書を読み切り、自分の勉強の方向性と具体的な内容・方法を決めてから受験勉強を再開しました。

 

  • 自分の勉強をどう頑張れば良いのか具体的なイメージがない
    ※学習計画・科目の優先順位など
  • 問題集や参考書の特徴に合わせて、使い方を変える方法を知らない

こんな人には、普段の学習を1段階にも2段階にも引き上げる良いきっかけとなる本です。

この本で効果的な学習法の考え方を知っているのと、ただ頑張るだけの人では、学習の伸びに圧倒的な差が生まれるでしょう。

20年以上続くだけの名著なので、是非参考にしてみてください。

 


2018年度版 新・受験技法: 東大合格の極意

 

 

まとめ

正しい問題集の5つの使い方

  1. 1問ずつ〇付けをする
  2. 1問あたりに時間設定をしている
  3. 間違えたら、自力できるまで解きなおす
  4. できなかった問題に印をつける
  5. 苦手分野の応用問題はやらない

問題集に対する考え方

  • ただやるだけでは十分な効果で出ない
  • 目的と計画を持って工夫して使わなければならない
  • 問題集の使い方の工夫は書籍で知ることができる

 

問題集をせっかくやるのであれば、しっかり効果を出して無駄な時間は無くしたいものです。

そのためには、目的と計画を意識し、それに合った工夫を取り入れる必要があります。

しかし、勉強法は奥が深いので、最初から100%の勉強法を目指すと勉強が止まってしまいます。

少しずつ情報や工夫を取り入れ、少しずつ変化を加えていく気持ちで問題集に取り組んでいくと、徐々に自分に合った方法が確立されます。

闇雲にやるのは絶対にやめましょう。

そして、少しずつ進化していきましょう。

 

なお点数を上げるための学習法について次の記事も紹介しています。

是非参考にしてください。

 

高校物理で効率良く点数を上げるための学習順序の工夫

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高校化学で効率良く点数を上げるための学習順序の工夫

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高校物理が苦手な人が点数を伸ばすのにおすすめの参考書・問題集

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学校の多い課題を効果的に取り組み、点数を上げる方法

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